リフォーム実例:case8 増築による完全分離の二世帯住宅+エアロテックリフォーム

2階部分の増築とエアロテックにより開放的な間取りと快適な暮らしを叶えた住まい
基本DATA
戸建て増築リフォーム
- 東京都・S様邸
築年数
- 28年
間取り
- 一世帯→二世帯住宅
延床面積
- 232.11㎡→249.02㎡
ご実家に戻りご両親と一緒に暮らすため、完全分離の二世帯住宅にリフォームされたS様。1階は子世帯の玄関をつくるために部分リフォームを行い、2階はスケルトン解体による間取り変更と増築で子世帯の住居としました。2階の南側全面にあった大きなルーフバルコニーの、約1/3のスペースを利用した増築部分は勾配天井にすることで、バルコニーに面した明るいリビングを実現。陽当たりがよく、とても暑かったという2階での暮らしを快適にするため、S様は全館空調「エアロテック」の導入もリクエストされ、心地よい温度環境だけでなく、階段から廊下の無い開放的な間取りを叶えました。
ご要望ポイント
リフォームポイント 01 新たに子世帯専用の玄関やLDKを設け、完全分離の二世帯住宅へ
ご両親と一緒に暮らすにあたり、完全分離の二世帯住宅にしたいと考えられていたS様。そこで、子世帯専用の玄関を新設するため、広縁のあった和室部分を子世帯専用の玄関と、2階へ直接アプローチする階段スペースにしました。元の和室では出窓となっていた奥行を有効活用し、一面にシューズインクローゼット(SIC)の棚板を設置。向かい側にはコートや雨具が掛けられるハンガーパイプもあり、ベビーカーの置き場にも困らない大容量のSICは2wayの動線となっています。玄関を入って右手の壁面には玄関収納も設置しており、いつもスッキリ片付いた空間を保てるようにしました。居住空間となる2階には、LDK、寝室、子ども部屋、浴室・洗面・トイレなどの水回りを設け、2階部分で生活が完結できるよう設計しています。
Before


After

リフォームポイント 02 広々としたルーフバルコニーを活用し、リビングを増築。「エアロテック」で快適な住環境を実現
S様のご実家は、2階の大きなルーフバルコニーが特徴です。今回、2階をS様子世帯の居住空間とするため、ルーフバルコニーの約1/3のスペースを利用して、既存の洋室部分から繋がるリビング空間を増築。既存の洋室2部屋分のスペースはダイニングキッチンとすることで、広々としたLDKを実現しました。階段を上がって直ぐのキッチンは、「エアロテック」の空調を活かしてオープンな対面式に。奥にはパントリーも新設しています。LDKから洗面・浴室にアクセスする動線としたことで、家事のし易さにも配慮しました。リビングはあえて間接照明だけとすることで落ち着いた雰囲気を演出しています。日当たりが良く夏はとても暑かったという2階には、「エアロテック」を採用したことで年間を通して快適に過ごせる住空間となっています。
Before


After




「両親が事業をしており、取引先の銀行から紹介されたのが三菱地所のリフォームさんでした。リフォームを検討していた段階では、5社ほどにプランを依頼。三菱地所のリフォームさんを選んだのは、こちらがやりたいこと=完全分離の二世帯住宅の実現に対して的確な提案をしてくれたこと、コスト的にも納得できるからでした。私たちが要望していた全館空調の提案は三菱地所のリフォームさんだけで、妻が惹かれたことも決め手になりました。エアロテックの効果は素晴らしく、家に入った途端に快適、と妻も喜んでいます」。(S様)
S様のご実家は、ご両親がこだわりを持って建てられたお住まい。今回のリフォームでは、1階を部分解体し、子世帯専用の玄関を新設。2階はスケルトン解体により間取りを変更し、ルーフバルコニーの一部に増築してリビングを新設しました。また、S様ご家族の快適な生活を支えるために導入した「エアロテック」は、部屋ごとの温度調整が可能で、1年中心地よい暮らしを満喫できます。今回のリフォームでは、1階と2階の生活音が干渉しないように、1階と2階のLDKと寝室を左右反対になるよう配置したこともポイントです。築約28年が経過し、リフォームすることで耐震性が損なわれないか、構造的な不安をお持ちだったS様。解体してみると躯体もしっかりしており、増築した2階リビング下の基礎部分のみ補強を実施。安心して暮らせる住まいをご提供いたしました。