#10 凛とした空気を纏う #10 凛とした空気を纏う

2026年リフォーム竣工

面を揃え、線を通し、隙間を消す——凛とした美しさと、日々の清潔さが叶う暮らし。
そのふたつを同時に叶えたいという想いが、この住まいのすべてを貫いています。

凹凸のない壁、フラットに納まる建具、天然石の床。
研ぎ澄まされた精度の先に宿るのは、日々を穏やかに包む深い安らぎです。

Movie

Living Dining

住まいの中心には、天然石で満たされたLDKが広がっています。
床と壁を、それぞれ異なる天然石が覆う。
端正な佇まいを求めて、色調を揃え、面をつないだ。
それぞれの石が、凛とした美しさを支える礎となっています。
オーダーメイドのキッチンが、
空間の中でひときわ美しく佇みます。
広い天板は、料理をする時間も、家族が集う時間も、
ゆったりと受け止める設え。
折り上げた天井に配した間接照明が、
石の壁に柔らかな陰影を落とし、
空間に奥行きを添えています。
フラットに整えられた壁面。
惚れ込んだその美しいデザインは、手入れのしやすさという恩恵ももたらしています。

Private

LDKの端正な美しさをそのまま纏いながら、
プライベートなエリアへ。
書斎、ベッドルーム、ウォークインクローゼット、
パウダールームと、
自分だけの時間と空間が重なっていきます。
ほのかな艶を湛えるウォールナットに包まれた書斎。
壁のライン、建具の上端、収納の天端と、
異なる要素がひとつの水平に揃えられ、
その整然とした佇まいが、自然と思考を落ち着かせてくれます。
好みの素材と、研ぎ澄まされた納まりに囲まれる贅沢。
日々の思索を、静かに支える場所です。
一日の輪郭が、
ゆっくりとほどけていく。
ベッドルームに満ちているのは、
そんな穏やかな時間です。
ガラス越しに視線がそっと抜けていく先には、
ウォークインクローゼットとパウダールーム。
透明な境界がゆるやかな開放感をもたらしています。
ウォークインクローゼットは、
暮らしに必要なものが、美しく収まるよう計画されています。
一画には、桐材による収納。
着物を湿気から守り、長く美しい状態で保つための、
古来より伝わる素材の選択です。
衣類や小物も、取り出しやすさと収まりの良さを
考えた配置で、
日々の装いを心地よく整えます。
パウダールームは、
身支度と寛ぎのあいだに位置する場所。
壁と床をタイルで統一した仕上げが、
装いの時間にもゆとりを添えています。
もうひとつの書斎もまた、
穏やかな木目に包まれた思索の場。
造り付けのデスクと棚が過不足なく収まり、
好きな本や道具と向き合う時間を
静かに守っています。
書斎の先にあるのは、
静かな安らぎに包まれた寝室。
魅せる収納と隠す収納をそれぞれ設え、
ものを整えやすい空間にしています。
ベッドに身を預けると、
正面には天井から静かに降りてくるスクリーン。
プライベートシアターへと表情を変えます。
足元に目を落とせば、
小さな猫のための通路。
ドアを閉めていても
廊下と寝室を愛猫が自由に出入りできます。
大切な家族を想う、さりげない遊び心です。

Bathroom

パウダールームからバスルームへ、
同じ表情のタイルが続いていく。
仕切りの存在を感じさせない仕上げが、
ふたつの場をなめらかにつなぐ。
ガラス越しに視線が通い、
水まわり全体がひとつの空間として存在しています。
シームレスに貫かれたタイルの面。その美しさが、この水まわりの原点です。
凹凸のない壁面は、手入れのしやすさにも貢献しています。
シームレスに貫かれたタイルの面。その美しさが、この水まわりの原点です。
凹凸のない壁面は、手入れのしやすさにも貢献しています。

Entrance

扉を開けた瞬間、心地よい空気が出迎えてくれます。
床の大理石が途切れることなく奥へと伸び、
視線を住まいの深くへと導きます。
その先に広がる空間は、
日々の営みを静かに受け止め、
住まい全体を緩やかにつないでいます。
季節を問わず、
住まいのどこにいても同じ温度で過ごせること。
全館空調エアロテックが、その快適さを支えています。
空調の存在を忘れるほど穏やかに。
均一な温度が、住まい全体を静かに満たしています。
引き戸を壁に引き込めば、
建具と壁がぴたりと揃う。
こうした一つひとつの納まりの先に、
品格ある空間が生まれます。